みんなで協力しながら、楽しく作ることができました!クッキーはサクサクでホットケーキはふわふわで美味しくできました。
Sさん作のポトフもとても美味しかったです。
1月24日(土)に今年最初のフリースペースを行いました。
ひさびさにSさんが来てくれましたよ!
しばらくお仕事で忙しかったそうです。少し落ち着いてきたので、また来れるとのこと! うれしいです。うちの次男が、Sさんに懐いているんですよね。半年くらい前まで、フリースペースの場でよく遊んでくれました。覚えてるんですかね。2歳なのに。
また、Uさんも顔を出してくれました。もうすっかり農場の有力なスタッフになっているとのことで、すごいですね。Uさんは顔が広いし、いろんなことを知っているんで、話していてためになります。もっと来てくださいよー。
それと、新しい方が来てくれました。このホームページを見て来てくださったとのこと! ありがとうございます! ボランティア希望の方かと思うような、しっかりとされた若い女性です! 最近、熟女はたくさんいるのですが、そうでない、若い女性の参加者が増えて、うれしいです。ずっとひとりだったОさんも、心強いでしょう。
次長の娘さんとお友達も、また来てくれました。忙しいのに、ありがとうございます! お2人ともプロなのにボランティアで感謝です! 贅沢ですね(笑)。
さて、この日は特に予定もなく、まったりと過ごしましたが、くつろいだ雰囲気で、楽しかったですね。
フラット、2回目のクリスマス会です。2回目ということもあり、昨年よりも少し趣向を凝らしました。
老若男女30人近くにご参加いただきました。とっても楽しい会になったと思います。この日が2014年のフリースペースの最後でもあるのですが、いい終わりの日になったのではないでしょうか。来年から、いいスタートが切れそうです!
この日は、前回のフリースペースに見学に来てくれた、次長のお嬢さん(カウンセリングとケースワークのプロ!※下記「11/22フリースペース報告」を参照)が、お友達を連れてきてくれたんです。しかも皆さん、理学療法士だったり、保育士だったり、対人ケアのプロです。今後、ご協力いただけるかもしれません。
また、つくば市の里芋の会から見学者がお2人、来てくださいました! そのうちお1人は元当事者で今は里芋の会の母体、つくば市教育相談センターでスタッフとして活動されている方です! とても話しやすく、闊達な方でした。お2人とも見学に来たのに、ケーキ作りなどに動員してしまってスミマセン。。
皆様、ありがとうございました!
社会的ひきこもりやニート、不登校が社会的に注目されるようになって、長い年月が経ちます。
私たちと同じような目的で活動を行っている団体は、全国に数多くあります。特に、この数年で非常に数が増えた印象があります。
長い活動の歴史を持つ団体、先駆的な試みを行っている団体も数多くあり、できれば連携などをさせていただきたいと考えています。また、私たちも見聞を広げる必要があります。
これまで、つくば市社会福祉協議会の「You・遊・広場」さん、東京都文京区の「公益社団法人青少年健康センター 茗荷谷クラブ」さんの日常の活動の様子を見学させていただきました。
そして、12月10日には、東京新宿区にある「シューレ大学」さんを見学させていただきましたので、その報告をします。大学という名前ですが、18歳以上を対象に、大学のような講義・ゼミ活動を行うことができるフリースクールです。
▼NPO法人 東京シューレ大学
http://shureuniv.org/
「シューレ」という名前は、不登校の子どもの支援関係者ならばほとんどが知っているだろうと思います。それほど有名な団体です。
1985年にご自身も不登校のお子さんを抱えていた奥地圭子さんがアパートの一室で始めたフリースクールから始まり、現在はNPO法人として数校のフリースクールと、学校法人シューレ学園まで運営するまでになっています。この分野のパイオニアの一つの団体だと思います。
サイトウがシューレを知ったのは、フリースペースでボランティアを始めた数年前からなのですが、奥地さんのお考えや、シューレ大学の理念・授業内容、そして、そうそうたるアドバイザー(上野千鶴子先生や鎌田慧さんなどすごいメンバー)を知り、かねてから、ぜひ見学させていただきたいと思っていました。
当日は、ご家族のEさんと一緒に行きました。まず校内をざっと見せていただいた後、常勤スタッフで社会学者でもある、朝倉景樹さんにお話をうかがいました。
まず、一番印象的だったのは、学生さんの目が力強い、ということでした。
当日は、ちょうど一部の学生がゼミ活動の一環である演劇の発表が近いとのことで、その準備をしていました。その学生さん数人と目があったのですが、みんな力強い目をしていました。また、生き生きとしていました。
もう一グループは、パソコンの前で何やら作業をしながら話し合っていました。パソコンでデザインか何かをしている様子でしたが、こちらの学生も背中から力強さが感じられました。
特に印象的だったのは、受付にいた女性でした。この方も学生さんだと思います。こちらへどうぞと案内をしてくれ、部屋に入ったところでお茶を持ってきてくださったのですが、とても力強い、芯の強そうな目をしていました。後でいただいたパンフレットを見ると、「在学生の声」にも登場していたので、中心的な学生の1人なのでしょう。とても、その立ち姿が印象的でした。
ほんの数人しか学生さんを見ていないので、確定的なことは言えませんが、とても不登校だった方々とは思えませんでした。皆さん、力強さがありました。
こういう団体を見学して、参加者の方とお会いすると、「そういうことで悩んでいるように見えない。普通の方に見える」と思うことはよくあります。でも、シューレ大学の学生さんは、それとも違って、なんか自信を持っているような、力強いような気がしました。褒めすぎでしょうか(笑)。
もちろん、そのときその場にいたのがたまたまそういう学生さんだったということもあるでしょうし、学校に来れない学生さんもいるでしょうから、そういうバイアスもあるでしょう。
さて、学校の説明に移りましょう。といっても、詳細は上にリンクを貼った「シューレ大学」のサイトを見ていただいたほうが正確なので、朝倉さんのお話を聞いてサイトウが受け取ったものを紹介するにとどめましょう。
今は大学といっても学校が手取り足取りで高校と変わらないようです。だから、シューレ大学の場合、大学のゼミか、大学院に形態が似ていると思います。ただ、そういう学びの場を提供するというだけで、フリースクールですから、もちろん学士などの学位は取れません(大卒にはならないということです)。
学生さんは入学したら、まず、このシューレ大学で何を学びたいかを決め、それを1年間でどのように学んでいくかという計画を立てます。この辺が本当にゼミっぽいです。
学校側は、学生が自分で決めた「学びたいこと」が実現できるよう、外部の協力者の力も借りながら、それを専門的に学べるゼミを作っていく、という形のようです。「学びたいこと」は哲学だろうが、歴史だろうが、演劇・音楽だろうが、映画製作だろうがなんでもあり。
ゼミは、似たような「学びたいこと」を持つ学生数名とスタッフ1名から構成されます。スタッフはゼミの指導教員(チューターのような援助者のほうが近いでしょうか)のような役割を果たすようです。シューレ大学には朝倉さんをはじめ、4人のスタッフがいるとのことですが、朝倉さんが社会学者であるように、それぞれ専門性を持っているので、その専門性に応じてゼミの担当をしているとのことでした。
ゼミ活動の成果として、学生さんが作った大学のパンフレットを見せてもらいました。一応プロの僕が見ても、素人の学生さんが作ったとは思えないほど、デザイン性に優れたものです。プロのデザイナーの協力者もいるので、それを教えられる環境があるのでしょう。シューレには、関連会社に東京シューレ出版という出版社や卒業生が起業して作ったデザイン会社「創造集団440Hz」があり、卒業生がそこで編集者、デザイナーとして勤めているとのことでした。
▼東京シューレ出版
http://mediashure.com/
▼創造集団440Hz
http://creators440.org/
このようなゼミ活動のほか、一般の大学のような講座もあります。そこで、歴史や語学など、様々な講義が受けられるとのこと。ただし、共通カリキュラムはなく、講座も自分で選ぶとのことでした。
現在、学生さんは30数名。講座は20以上あるそうです。
学生は、自分の「学びたいこと」を自分で立てた計画に合わせて自ら学ぶほか、講義などに参加しながら1年を過ごします。シューレ大学には卒業はなく、自分で「学び終わった」と思えば卒業。「まだまだ学びたい」と思えば、何年学んでも構いません。すべて、自分で決める、という形です。
朝倉さんが強くおっしゃっていたのは、「この大学で自分の生き方を創ってほしい」とのことでした。「生き方創造」が大学の理念です。
不登校の子どもたちは、学校生活のなかで自分を否定的にみるようになってしまっている。まず、そのような自己否定から自分を解放し、自分を見つめて自分が何者で何をしたいかを考え、自ら学びをつくり、それを学び、その関心や学びをどう生業に結び付けるかという、自分の生き方を創る。これがこの大学の目的だと、おっしゃっていました。
見学したときに見た学生さんがみんな生き生きとしていて、力強かった理由がわかるような気がしました。
もちろん、入学した学生はすぐに馴染める訳でもなく、週に1日しか来ない学生さんもいます。来なくなってしまう学生さんもいます。そういう場合は、スタッフが様子伺いの連絡をしたり、相談に乗ったり、学校に馴染めるようなフォローもしているそうです。
少々、褒めすぎました(笑)。このように、とてもシューレ大学はとても印象深かったです。ご説明いただいた朝倉さんも、とてもいい印象を受けました。
一回見学しただけですし、お話がすべてではないでしょう。途中で来れなくなってしまう学生さんも多いはずです。みんなが、自分の生き方を創ることができるとは思えません。けれど、そんなふうに変わる機会を与えてくれそうな場だと思いました。ご興味のある方は、ぜひシューレ大学のサイトを見てみてください。
難を言えば、学費は高すぎると思います。入学金15万円、学費年間55万4400円(消費税込み)なら、専門学校に行ける金額です。奨学金を受ければ本当の大学にも行けるかもしれません。ただし、学生数とスタッフ数から計算すれば、多分、それで運営費ギリギリなのではないかと想像できますが…。
最後になりましたが、シューレ大学の皆様、朝倉様、当日は見学とご説明をいただき、誠にありがとうございました。とても印象深く、勉強になりました。心より御礼申し上げます。
雪入ふれあいの里公園の「里山:冬の市」で、「金命水コーヒー」を出店してきました!
昨年は「雪入旨いものまつり」という名前だったのですが、今年から変わったようですね。
昨年に引き続いての、出店です。
コーヒーのほうは、スタッフ数名が試行錯誤しながら淹れております。ご協力いただける方、募集中です!!
コーヒーだけでなく、フリースペースのなかで皆さんが作ったキャンドルや手芸品も販売したんですよ。また、うちの妻が作ったクリスマスリースも、店舗の脇に置かせていただきました(笑)。
コーヒーも、販売物も、そこそこ好評だったと思います! 今回の経験を生かして、出店活動も発展させていきたいと思います。フリースペースのなかで作ったものが、売れるっていいですね!
すみません…。ブログの更新を大分ためてしまいました…(泣)。
11月22日のフリースペース報告です。
前回のフリースペースからそうでしたが、多くの皆さんが喜ばしいことに就職などをされて忙しくなった様子で、若い方の参加者が減っています。
この日の若い方の参加者は4人。新しいメンバーのMさんとSさんが続けて来てくださっているのが、とてもうれしいです。
でもやはり、同じような悩みをかかえた同世代とのたくさんの交流は大切だと思いますから、新年度に向けてもっと広報して、新しい若い参加者にたくさん来ていただきたいと考えています。
ご家族の方はうれしいことに、たくさん来てくださっています。この日は、Hさんに教えていただきながら、かわいいミニキャンドルを作りました! 12/6の「雪入りふれあいの里公園:里山冬の市」で販売する予定です!
家族とご本人を分けず、それぞれが思い思いに広いスペースで一緒に過ごせる、というのはうちの強みだと思いますので、今後もこの方式を続けられたらと思います。
もう一つ、特筆すべきことは、カウンセリング・ケースワークの現場の第一線で活躍されている方が、来てくださったことでした。
サイトウが、子どもの支度に手間取って、少し遅れて到着すると、見慣れない20代の女性がいたんです。最初は、「新しいメンバーの方かな?」と思ったのですが、スタッフのような動きをされていたので、「新しいボランティアの方?」と思いました。しかし、ただのボランティアにしては、動きがプロっぽく、「何者だ!?」と思いました。僕のような素人と、メンバーの方とお話ししているときの姿勢や動きが全く違うのです!
ちょっと挨拶して、よくよく聞いてみると、次長の娘さんとのこと! で、次長に聞いてみると、複数の国家試験保持者で、施設でカウンセリングやケースワークを実際にされているとのことでした!!! プロじゃん!!!
そういえば、僕らが「もう少し若いスタッフがいればいいんですけどね」と、前に次長にお話ししたんですが、お嬢さんを連れてきてくれるとは! しかもお嬢さん、すごい!!
次長のお嬢さんは、今後も「協力者」という形でかかわってくれるそうです。
代表のオオトモはケースワークのプロで、スズキとハシモトは高齢者ケアのプロですが(あとはみんな素人・笑)、カウンセリングのプロはいなかったです。フラットの活動がさらによくなるよう、違った視点の意見をもらえるでしょう。
また、内輪だけで考えていても、どうしても客観的に見れなかったり、気づけなかったりすることがあります。内輪の論理に陥りがちです。それを防ぐためにも、客観的な視点での専門的な評価・意見をもらえる仕組み(これをスーパーバイズといいます、多分…)が重要なのですが、それを担うスーパーバイザーのような役割を担っていただけるといいな、と思います。
徐々に、スタッフの体制はできていますから、来年度はもう少し活動を広げられるかな? 頑張りたいと思います!!
皆様、今後もよろしくお願いします。
東京都文京区の茗荷谷駅近くにある青少年健康センター「茗荷谷クラブ」は、いじめ・不登校・ひきこもりなどの青少年のさまざまな問題の解決に1980年代から取り組んできたボランティア組織で、とくに「ひきこもり」への取り組みではパイオニアの一つ、と言えるのではないでしょうか。
▼公益社団法人 青少年健康センター 茗荷谷クラブ
http://www.myogadani-club.com/index.html
http://www1a.biglobe.ne.jp/myogadani/about.html
「社会的ひきこもり」の定義者、研究者として有名な、斎藤環先生も、この青少年健康センター内にあるクリニック絆での診療がスタートだったそうです。
前から見学に行きたいと思っていましたが、なかなか果たせずにいました。
ようやく、10/20にご家族のEさんと一緒に見学することができました。
見学したのは、平日の夜の「ゆったりスペース」です。
参加者は昼、学校に行ったり、働いていたりしている方々が多いとのこと。
8畳くらいの部屋に、この日はメンバーが15人くらいいらしていたでしょうか。皆さん、20~30代だったと思います。
雰囲気は、フリースペースに似ています。皆さん、談笑したり、ゲームをしたり(混ぜていただきました。楽しかったです!)、ギターを弾いたり、スタッフの方と話したり、思い思いに過ごされていました。
とても、アットホームに感じました。また、皆さん、とても穏やかで優しい!
うちの大広間&多世代ごちゃまぜと違って、狭めの部屋に若い人ばかりで、大学のサークル室を思い出しました。そんな雰囲気です。
皆さん、何か「生きづらさ」をかかえてらっしゃるようには見えません。また、とても気遣っていただき、見学者なのに、楽しく過ごさせていただきました。
2時間ゆったり過ごして、最後は、メンバーのギター伴奏で、みんなで歌を歌って締めでした。みんなで歌うっていいですね。ちょっと真似したいです(笑)。
スタッフの方からご説明までいただいてしまいましたが、
●居場所、社会技能訓練(SST)
※SSTはコミュニケーションや社会スキルなどをみんなで訓練する活動をいいます。
●社会参加準備支援
※演劇、スポーツ活動への参加、社会参加コーディネーターによる相談
●社会参加
※一般と変わらない時給で就労を受け入れてくれる企業があるそうです。
※文京区社会福祉協議会との連携による福祉ボランティア参加もできるそうです。
などの「社会参加」までのプログラムがしっかりありました。それぞれのステップごとにグループが分かれ、ステップアップできる仕組みです。これが大きな魅力だなと感じました。
また、斎藤環先生がかかわっている家族会もあります。
やはり、パイオニアだけあって、内容が充実していました。見学の成果を、うちにも取り入れたいと思います。
余談ですが、社会福祉協議会との連携ができたのは、つい数年前とのこと。やはり、医療系と福祉系って、むずかしいんですね(笑)。
うちは、かすみがうら市社会福祉協議会によるフリースペースなので、雪入ふれあいの里との連携は着々と進んでいますが、ほかにもボランティアの場、などがあってもよいかと思いました。
あと、医療系の方あるいは研究者の方もかかわってくれないかな。私の仕事の伝手も使って、がんばりますか!
茗荷谷クラブのスタッフの皆様、メンバーの皆様、本当にありがとうございました!!!
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▼公益社団法人 青少年健康センター 茗荷谷クラブ
所在地:112-0006 東京都文京区小日向4-5-8 三軒町ビル102
電話(代表):03-3947-7636
FAX: 03-3947-0766
メールアドレス:info@skc-net.jp
受付時間:月曜~金曜(祝日を除く) 10:00~17:00
●センターの説明
1980年代に入って深刻さを増した青少年の登校拒否、いじめ、無気力、ひきこもり、校内暴力、家庭内暴力、摂食障害等々の問題について、本人・家族・学校関係者・さらには地域社会の方々とかかわりながら、多面的・多角的にその円滑な解決を図るため、ボランティア活動をしていた医師、カウンセラー、教職者、ソーシャルワーカーその他の有識者が集まり、1985年に任意団体『青少年健康センター』が発足しました。
その後『精神的社会不適応等青少年の行動上の問題に対し、適切な相談・指導を実施して、青少年の健全育成と公共の福祉増進に寄与する』ことを定款上の目的に掲げ、1990年に総務庁所管(当時、2001年1月からは内閣府所管)の公益法人として許可を受けました。
2014年4月1日、公益法人制度改革に伴い、『公益社団法人 青少年健康センター』として、新たにスタートしました。(営利を目的とする団体ではありません)。
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